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栄養効果が何倍にも!?食材が持つチカラを引き出す食べ合わせ解説サイト|メディカルアーカイブ

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食べ合わせとは一体なに?
知っておくべき3つのポイント





薬剤師のイメージ <この記事の著者>
 メディカルアーカイブ所属
 薬剤師 松田俊浩※

目次


食べ合わせとは一体なに?


 みなさんは「食べ合わせ」という言葉をご存知でしょうか?私達は毎日様々な食材を摂取しています。それは偏ったものを食べると栄養も偏るためで、必然的に食材を組み合わせて摂取しなければなりません。

 でも、この組み合わせ次第で食材のよさを最大限に生かしたり、打ち消しあったりしてしまうのです。それがここで紹介する「食べ合わせ」です。

 「美容のためにビタミンEを摂ろう」と考え、ビタミンEを多く含む食材を摂取したとします。ビタミンEには強力な抗酸化作用があり、老化の原因と言われている活性酸素を抑える働きがあります。

 しかしながら、ビタミンE単独では効果が持続しません。ここにビタミンCが加わることでビタミンEの活性が持続し、より効果を発揮するのです。

 このように、2つ以上の食材を組み合わせて食材が持つチカラを引き出してあげるのが「食べ合わせ」です。食材の組み合わせ次第で食材が持つ栄養をより引き出すことが可能となりますが、その組み合わせの考え方は「相加作用」「相乗作用」「相殺作用」の3つからなります。

食べ合わせの相加作用


 相加作用とは、それぞれの食材が持つ栄養を足し合わせるということであり、似たような栄養をもつ食材を組み合わせることで、摂りたい栄養をよりたくさん摂るというものです。

 例えば、美容のためにビタミンCを考えた時に、ビタミンCを多く含むレモンと、同じくビタミンCを多く含む柑橘類を組み合わせてジュースを作った場合、ビタミンCの摂取量は足し合わされます。

食べ合わせの相乗作用


 相乗作用とは、食材同士が持つ栄養効果が似ていても、違った働きを組み合わせることで、より栄養効果を高めるというものです。例えば、骨を丈夫にしたいからカルシウムを多く摂ろうと考え、カルシウムを多く含む食材を摂取したとします。

 これではカルシウムの吸収を身体に任せたきりです。でも、ここでカルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含む食材も摂取したとしたらどうでしょう。カルシウムの吸収量が増加し、より効率的に目的が達せられます。

食べ合わせの相殺作用


 一方、相殺作用は非常に残念な食べ合わせです。食材が持っているせっかくの栄養が、食材の組み合わせ次第で打ち消し合い、無駄にしてしまうことがあります。

 例えば、サラダに入っているキュウリ。サラダと言えばビタミンCがたくさん摂れるイメージがありますが、キュウリにはビタミンCを破壊する酵素が含まれているため、他の野菜が持つビタミンCを減らしてしまうことになります。

 そのほかにも、鉄分の吸収を妨げる食材やカルシウムの吸収を妨げる食材などがあり、食材の組み合わせには注意が必要です。


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